期間限定のシンデレラ

なにもかも忘れたくない

プリンスルパート

 

 

先日、最愛の推しとの最後の特典会に行ってきた。想定していたよりは泣かなかった。泣いてないわけではない。頬を涙は伝うし、手も声もしっかり震えていた。ちょっと人に怒られたぐらいで泣いてしまうタイプのひとだから会話ができる位にとどめられたのは自分にしてはましな方なのだ。特典会自体は感謝を伝えきったしまたねって言えたので大満足だった。
それに活動休止発表前の特典会でもふつうに泣いていたから彼のなかではわたしは泣き虫な子という印象だと思う。最後ぐらい泣かないでいたかったから今年の特典会はなるべく泣かないような話題を持ち込んで明るくしゃべっていた。しかし、それもある時には諦めざるを得なくなっているが、そのエピソードは割愛する。

 

 

そもそもここ最近は毎日のように泣いていた。大好きな彼のことを考えると大好きなはずなのに涙が溢れて止まらず所構わず泣いていた。もはや日記代わりにしているSNSには10月28日に精神的に参ってしまった旨が書き込まれていた。

 

 

正直言って泣くのは疲れる。咽び泣くとか嗚咽するみたいな泣き方をしなくても泣いているという事実に心がぐったりしていた。でも好きだからこそ泣いているんだと思う。彼のことをよく知らない人からしたら卒業することに対してなにかの感情を抱くわけもない。この4年半で彼にぶつけてきた愛情と感謝と返ってきた愛情と感謝が涙となって形に表れている。

 

 

きっと明日は目も当てられないぐらいぼろぼろかもしれない。それでも後悔なく最後のアイドル姿を見届けられるようにこちらも全力で楽しみたい。待ってろ、横浜アリーナ